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SEO対策になるコーディングとは?

この記事の監修

コピー&マーケティング株式会社 代表取締役
山田 秀平(やまだ しゅうへい)

24歳で起業後、世界トップクラスのマーケッターやコピーライターからビジネスを学び、年商3000万円に満たない企業をすぐに約17倍の年商5億まで成長させる。コンテンツマーケティングでは、累計で12万人以上を集客してきた。現在はコンテンツマーケティングのインハウス支援に取り組んでいる。

webサイトを作る「コーディング」作業をどのように行うかは、SEO評価に大きく影響します。

今回は、SEO対策になる3段階のコーディングについてご紹介します。

SEO対策になるコーディング


SEO対策になるコーディングとは、一言で言えば「セマンティックweb」です。

webサイトが情報の意味(Semantics)をコンピューター自身に理解させ、人を介さずに情報のやりとりを行う技術や、そのポリシーのことを指します。

SEO評価のための情報は、巡回ロボットの「クローラー」がwebサイトをまわって集めています。

つまり、クローラー自身にwebサイト上の意味を理解してもらえれば、評価のための情報収集がより正確になり、より正しいSEO評価が行われることにつながります。

それを実現するためのコーティングには3段階があります。

1:webのルール「W3C標準」に準拠する

2:webの記述言語「HTML」を正しく使う

3:情報識別のための「構造化データ」を埋め込む

(1) webのルール「W3C標準」に準拠する

webの標準を決める団体「W3C」(World Wide Web Consortium:ダブリュースリーシー)が決めたルールに則って、webサイトを作る必要があります。

SEO評価を気にする前にwebサイトとしての当たり前の土俵に立つことが重要です。

できていて当たり前な部分のため、W3C に則っているからといってSEO評価がすごくアップするといったことはありませんが、評価が下がることはまずありません。

W3C標準に準拠しているかは次で確認できます。

「address」部分に、確認したいwebサイトのURLを貼り付け、チェックしてみてください。

「Error」アイコンのエラー文が出る場合、準拠していないことになります。

URLを直接貼り付ける他に、HTMLファイルをアップロードしたり、HTMLソースを直接貼り付けたりしてチェックできます。

参考:The W3C:Markup Validation Service

同様に、CSSについてチェックしたい場合は次で確認できます。

こちらは日本語に対応しています。

参考:The W3C:CSS Validation Service

(2)webの記述言語「HTML」を正しく使う

W3C標準さえ守ればwebサイトとしては問題ない、という訳ではありません

Webサイトを記述するための言語「HTML」(HyperText Markup Language:エイチティーエムエル)を正しく使う必要があります。

HTMLは文字や画像などの情報を記述する際によく使われますが、見た目の記述が得意な記述言語のCSS(Cascading Style Sheets:シーエスエス)を使えば、タグの本来の意味を無視して適当に作っても、見た目のよいwebサイトとして成立してしまいます

なお、HTMLタグの持つ意味に合わせてコーディングすることを「セマンティックHTML」と呼びます。

セマンティックHTMLによって、巡回ロボットのクローラーに対して正しくコンテンツの意味を伝えることができます。

例えば、ページタイトルをtitleタグで実装しなかったり、重要な箇所でもないのにstrongタグを乱用したりすると、SEO評価が下がる可能性があります

SEO対策に影響するHTMLタグの例

・titleタグ:ページのタイトルに使用

・meta descriptionタグ:ページ概要の説明に使用

・h1タグ:大見出しに使用

・h2〜h6タグ:小見出しに使用

・strongタグ:重要な箇所に使用

・ul/ol/liタグ(リストタグ):リスト形式に使用

・canonicalタグ:「http」と「https」のURLの統一のために使用

SEO対策に影響するHTMLタグの使い方について知りたい方はこちらもあわせてご覧ください。

(3)情報識別のための「構造化データ」を埋め込む

HTMLタグを正しく使うことで、一部のコンテンツの情報をコンピューターに理解させていましたが、「構造化データ」という埋め込み用の情報を設定することで、さらに理解を促すことができます。

例えば、「私はヨシダヨシヒコです。」と書かれていたら、人が見れば「自己紹介だな」と推測できても、コンピューターにとっては文字の羅列でしかありません

それを構造化データでマークアップすることで、その意味を正しく伝えることができます。

W3Cの提唱するマークアップのItemscope、itemtype、itempropを使った「microdata」による例です。

「苗字」「名前」をマークアップしています。

最近のGoogleで推奨しているのは「JSON-LD」というマークアップ形式ですが「microdata」を認めていない訳ではありません。

「JSON-LD」ではHTMLにJSON-LDを使うことを宣言し、スクリプトとして記述します。

Googleの構造化データに関する考え方は次をご確認ください。
参考:構造化データに関するガイドラインに準拠する

なお、構造化データのテストは次で行うことができます。

参考:Googleの構造化データ テストツール

まとめ


SEO対策になる3段階のコーディングについてご紹介しました。

Googleが求めるwebサイトの使いやすさ、ユーザビリティをつきつめると、コンピューターが理解できるまで意味を説明する作りになるのは、一見奇妙に思えます。

しかし、それによって他の言語圏のユーザーに対して自動翻訳の精度が上がるなど、SEO評価アップ以外のところでの副次的な効果も期待できるはずです

小さなコミュニティ内でしか通用しない文脈を、丁寧にマークアップして解説することにより、コンテンツの価値を高めることもできるでしょう。

「セマンティックweb」が普及した未来には、言語圏の垣根を超えたSEO評価がなされるかもしれません。

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