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モバイルフレンドリーはSEOにどう影響する?対応方法は?

この記事の監修

コピー&マーケティング株式会社 代表取締役
山田 秀平(やまだ しゅうへい)

24歳で起業後、世界トップクラスのマーケッターやコピーライターからビジネスを学び、年商3000万円に満たない企業をすぐに約17倍の年商5億まで成長させる。コンテンツマーケティングでは、累計で12万人以上を集客してきた。現在はコンテンツマーケティングのインハウス支援に取り組んでいる。

スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末の普及により、モバイル端末で利用されることを前提にwebサイトを作ることが当たり前になりました。

2015年にGoogleが行なった「モバイルフレンドリーアップデート」で、モバイルユーザーに対して、モバイル向きに作られたwebページを検索上位に表示するようになったのも、それを後押ししています。

この記事では、SEO対策におけるモバイルフレンドリーの基本を押さえつつ、モバイルフレンドリーがSEO評価にどう影響するか、SEO対策におけるモバイルフレンドリーへの対応方法を見ていきます。

モバイルフレンドリーとは?


「モバイルフレンドリー」(Mobile-Friendly)とは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末向けにwebページを見やすく表示させ、モバイルを使うユーザーが快適にwebページを利用できることを示す概念です

「モバイル」は、スマートフォンやタブレットなどの情報端末の総称で、「フレンドリー」は友好的な姿勢ですから、モバイルに対して友好的な姿勢を示す、というイメージそのままの意味と言えるでしょう。

例えば「webサイトをモバイルフレンドリーにしたい」といった文脈では、一般的に「webサイトをスマートフォン対応したい」と同じ意味となります。

パソコンとスマートフォンで最も違うのは、画面の大きさです

大きい画面で見ることを前提に作られたwebサイトを、小さい画面で見ようとすると支障が出ます

モバイルで問題なくコンテンツを利用するには、webサイト側のモバイルへの配慮が必要なのです

最近では、スマートフォンで見た時に、文字が極端に小さかったり、画像が見切れていたり、レイアウトが崩れて表示されたりなどする、モバイルフレンドリーでないwebサイトを見かけることは少なくなりましたが、パソコンでの閲覧のみを前提に作られているwebサイトでは今でも、表示に問題のある現象が確認できます

なお「モバイルフレンドリー」が、2015年にGoogleが行なった検索エンジンの更新「モバイルフレンドリーアップデート」を指して使われることもあるので、文脈には注意しましょう。

この場合、Googleのキーワードとセットで使われます。

モバイルフレンドリーアップデートとは、一言で言うと「モバイルユーザーにはモバイル対応したwebページを見せる!」という思いを反映した検索ルールの改定です

モバイルユーザーに対して、モバイル向きに作られたwebページを検索上位に表示するように優遇しています。

押さえておきたいモバイルフレンドリーアップデートの特徴は、3点です。

  • パソコンでの検索順位には影響しない
  • 世界中のすべての言語で検索結果に影響する
  • 対象が個々のwebページ単位で、webサイト全体ではない

参照:モバイルフレンドリーアップデートを開始します-Googleウェブマスター向け公式ブログ

なお、この後は「モバイルフレンドリーアップデート」の意味で「モバイルフレンドリー」を使用し、その影響や対応を見ていきます。

モバイルフレンドリーはSEO評価にどう影響するか


モバイルフレンドリーは、モバイル向けのwebサイトに対するルール改定なので、モバイルユーザーを取り込みたい、ほとんどのwebサイトのSEO評価に直で影響するものです。

なお、企業や法人などのユーザーを想定したようなパソコン向けのwebサイトには関係ない話のように見えますが、パソコン向けのwebサイトのSEO評価にも間接的に影響します。

モバイルフレンドリーが開始された2015年は節目の年で、モバイルからの検索数が、パソコンからの検索数を上回るようになった年でもあります。

モバイルフレンドリー自体は、パソコンユーザーの検索結果には影響しないと明言されていますが、増え続けるモバイルユーザーが検索上位のwebページを利用し続けると、SEO評価はwebページがユーザーに利用されることで上がるため、相対的に検索順位が下がる可能性があります

モバイルフレンドリーだけを見るなら、あくまで「パソコンの検索順位にもじわじわ影響しそう」程度にすぎませんが、モバイル優遇は確実な方向性となっていますので注意しましょう。

2018年にGoogleの「モバイルファーストインデックス」が適用され、モバイル版のwebサイトが優先的にSEO評価されるようになっており、モバイルを最優先する考え方「モバイルファースト」はwebの世界で無視できない存在感を見せています

SEO対策におけるモバイルフレンドリーの対応方法


モバイルフレンドリーの対応には、次の3つを行います。

  • webページがモバイルフレンドリーかをチェックする
  • テスト結果を元にwebページの読みやすさや使いやすさを改善する
  • webページの読み込み速度を改善する

(1)webページがモバイルフレンドリーかをチェックする

まずはwebページがモバイルフレンドリーに対応しているかを確認しましょう

評価軸は2つ、主に画面の表示周りと、画面の表示速度です。

画面表示周りについては、Googleが提供している「モバイルフレンドリーテスト」を活用しましょう。

モバイルフレンドリーテスト

なお「mobilefriendly」と検索すると、モバイルフレンドリーテストのページと同じ入力ボックスが検索結果の最上部に表示されますので、活用してみてもよいでしょう。

例として、確認したい「https://www.hackthehack.jp/seo-kiso/」を入力して「URLをテスト」をクリックします。
※ログインしていない場合はGoogleによるロボット判定チェックがこの後に入リます

問題ない場合は「このページはモバイルフレンドリーです」と表示されます。

特に問題ない場合は、画面の表示速度のチェックに進みます。

問題がある場合は(2)を参考に、エラーが出ないように改善をしましょう。

画面の表示速度については、Googleの提供するチェックツール「PageSpeedInsights」を活用します。

PageSpeedInsights

ここでは例として「https://www.hackthehack.jp/seo-letter/」を入れて「分析」をクリックしています。

速さは3段階の中の「平均」でした。

スクロールすると下に改善すべき点が表示されます。

(3)を参考に、対応できるものは対応しましょう。

なお、webサイト全体の表示速度を確認したい場合はGoogleの提供するチェックツール「TestMySite」を活用しましょう。

2017年に作られ、2019年にリニューアルされています。

TestMySite-ThinkwithGoogle

例として「https://www.hackthehack.jp/」を入れて「→」をクリックし、「テスト結果を表示→」をクリックした結果が下の画像です。

結果は「速い」でした。

「PageSpeedInsights」と同じデータを使って算出しているため「TestMySite」のチェックで「遅い」と出た場合、個々のページのエラー対応よりも優先して、こちらのエラー対応に取り組みましょう。

「TestMySite」の方は、競合サイトと比較したり、具体的な改善点のレポートを出力できたりするため、効率的にページの読み込み速度を改善できます。

(2)テスト結果を元にwebページの読みやすさや使いやすさを改善する

テストツールは、主に、次の観点がチェックされています。

  • 画面の幅を決めるビューポート(viewport)がきちんと設定されているか
  • コンテンツの幅が画面の幅を超えていないか
  • 画面上の文字の大きさ(フォントサイズ)が小さすぎないか
  • URLリンクなど、ユーザーが操作できる要素同士が近すぎないか

参照:モバイルフレンドリーテストツール-ヘルプ

webページの文字の読みやすさや使いやすさは、画面サイズによって大きく変わります。

一言でモバイルと言っても、スマートフォンとタブレットでは画面の大きさが違います。

端末の画面サイズに合わせてwebサイトのコンテンツの見せ方を変えられるよう可変に設計する「レスポンシブwebデザイン」にすることが重要です

レスポンシブwebデザインにすれば、1つのwebページを、パソコンのユーザーも、スマートフォンユーザーも利用できるようになります

Googleが推奨しているモバイルフレンドリーの条件の一つです。

レスポンシブwebデザインは、viewportを設定し、コンテンツの幅を調整することで行えます。

一般的には、HTMLファイルのheadタグ内に「viewport」を設定し、閲覧する端末の画面サイズを取得できるようにします。

そして、その画面の幅を超えないよう、画像やテキストなどのコンテンツの幅を調整して、パソコン用、タブレット用、スマートフォン用と言ったように場合分けしてCSSファイルを記述します。

文字の大きさも重要です。

フォントサイズを調整し、スマートフォンでも読めることを確認しましょう

URLリンクなどをクリックやタップして、別のコンテンツへの遷移するような場合、誤った操作を行わないよう、その要素同士の間隔を十分にとる必要があります。

ユーザーが操作を行う要素が隣り合う場合、間隔をきちんと調整しましょう。

(3)webページの読み込み速度を改善する

一般的に、読み込み速度を上げるには「不要なものをなくす」ことが重要です

例えば、同じデータを何度も読み込ませることのないよう、ブラウザのキャッシュを活用する方法があります。

アイコン画像やCSSなどをHTTPヘッダー内で、有効期日や最大経過時間を設定すると、何度も読み込まなくても済みます

まだ使わないJavaScriptファイルやCSSファイルの読み込むタイミングを調整するのも効果的です。

スクロールしたら使うデータの読み込みを、予め読み込むか、読み込みを行う命令そのものをHTMLに直接書き込むか、いろいろな方法があります。

読み込むデータをコンパクトに圧縮し、不必要に大きなデータを読み込まないことも重要です。

モバイルの画面表示に向いている適切な形式とサイズの画像を用意したり、HTMLやCSSをシンプルに記述して、ダウンロードや解析の速度を向上させたりするのもよいでしょう。

まとめ


元々は「モバイル向き」くらいの意味だった「モバイルフレンドリー」ですが、検索エンジントップシェアのGoogleによる検索ルールの改定「モバイルフレンドリーアップデート」によって、SEO用語の一つとしてすっかり定着しています。

モバイルに対応した表示画面になっているのか表示速度は遅くないかなどの観点で自社のwebサイトを見直し、モバイルフレンドリーに対応することで、着実にSEO評価へつなげましょう。

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