
コピー&マーケティング株式会社 代表取締役
山田 秀平(やまだ しゅうへい)
24歳で起業後、世界トップクラスのマーケッターやコピーライターからビジネスを学び、年商3000万円に満たない企業をすぐに約17倍の年商5億まで成長させる。コンテンツマーケティングでは、累計で12万人以上を集客してきた。現在はコンテンツマーケティングのインハウス支援に取り組んでいる。
WordPress(ワードプレス)を利用することで、SEOに強いwebサイトを作成することが可能になります。
ワードプレスを活用することで、複数のデザインテンプレートの中からテーマを選択することでサイトのデザインを簡単に設定することができ、多くのプラグインの中から適切なプラグインを選択して適用することで効果的なSEO対策を実施することができます。
ワードプレスを活用してSEO対策の効果を高めるためのオススメのテーマやプラグインをご紹介しています。
目次
ワードプレスはSEOを意識した構成になっている
ワードプレスはもともとSEOに強いサイトの構成になっています。
テーマを選択しプラグインを導入することで、SEOのための内部対策を十分に実行することが可能です。
また、すでに作成しているwebサイトをよりSEOに強いサイトにするために、webサイトの構成を簡単に変更することもできます。
webサイト全体の約30%がワードプレスを利用して作成されており、ワードプレスは世界中で利用されているため、数多くのプラグインが存在します。
多くのプラグインの中からご自身のSEO対策のために適したプラグインを選択して導入することで、ワードプレスのSEO対策効果をより大きなものにすることができます。
SEO対策に強いテーマを選択する
ワードプレスではテーマを選択することで、サイトのデザインを簡単に設定することができます。
有料のテーマと無料のテーマがあるので、それぞれの中でSEOのための対策が取られている人気のテーマをご紹介します。
①無料のテーマ
ワードプレスは基本的に無料で利用することが可能です。
用意されているテーマも無料のものが多く、中でも
STINGER8
Cocoon
はSEOに強いテーマと言われています。
これからwebサイトを作成したい、という初心者の方は、まず無料のテーマから選択してサイトを作成してみましょう。
②有料のテーマ
有料のテーマの中では
AFFINGER8
賢威
SANGO
などがSEO対策に強いテーマとして人気です。
有料テーマは15,000円くらいであることが多く、少々高いと感じるかもしれませんが、長期間サイトを運営することを考えると有料テーマを購入してSEO対策に力を入れておくことをオススメします。
SEO対策のためのプラグインを導入する
ワードプレスではプラグインを導入することで様々な機能をwebサイトに追加することが可能です。
プラグインの中には、SEO対策のために活用できるものもあるので、webサイトに適したプラグインを導入することでよりSEOに強いwebサイトを運営しましょう。
おすすめのプラグインをご紹介します。
①All in one SEO Pack
All in one SEO Packを導入することで、自動でwebサイトの内部対策を実行してくます。
作成中のページやエラーページ、内容が重複しているページをnoindex設定することができ、検索結果に表示させないようにすることが可能です。
Googleなどの検索エンジンでは、インデックスされることで検索結果ページに表示されるようになりますが、表示したくないページをnoindex設定することで、意図的に検索結果画面に表示されないようにすることができます。
表示させたくないページを削除してしまうとSEOに影響してしまう可能性もあるので、プラグインを導入してnoindex設定することをオススメします。
SEOの内部対策として、意図的に非表示にすることで、検索結果画面に表示するページを絞ることも重要です。
All in one SEO Packを導入することで、新しい記事を追加した際などに自動的にXMLサイトマップを作成することもでき、手動でサイトマップを更新する必要がないので非常に便利です。
SEOの内部対策のための機能が多く利用できるプラグインですが、一方で機能が多すぎてwebサイトが重くなってしまう可能性もあるので、導入の際はプラグインの機能がどれくらい必要なのかをみて判断するようにしましょう。
②Yoast SEO
プラグインの一つであるYoast SEOを導入することで簡単にパンクズリストを作成することが可能になります。
Webサイト上で、ユーザーがどの位置にいるかすぐにわかるように表示している部分のことを「パンくずリスト」と呼びます。
パンクズリストを表示することで、webサイトにアクセスしたユーザーがサイト上のどのページにいるかを分かりやすくするだけでなく、Google等の検索エンジンにわかりやすい構造のwebサイトであると判断されるようになり、SEO対策になります。
また、Yoast SEOを導入することでタイトルタグ、メタディスクリプションの設定ができるようになります。
検索結果ページのタイトルとその下に表示されるディスクリプションにメインキーワードを入れたり、ユーザーがクリックしたいような内容を記載したりすることでクリック数の増加につながるでしょう。
コンテンツの管理のためにパーマリンクを設定する
ワードプレスでwebサイトを作成して記事を投稿すると、自動的に記事ページのURLであるパーマリンクが作成されます。
見やすく簡潔なパーマリンクにしておくことで、後からコンテンツを編集する際やwebサイトの分析をする際の管理がしやすくなり便利です。
ワードプレスのダッシュボード、設定、パーマリンク設定を選択して設定しましょう。
カスタム構造を選択して【/%postname%-%post_id%.html】と入力することで、記事投稿ページで自由にURLを設定することが可能になります。
記事の内容に合わせて2~3つの単語でURLを作成するようにしましょう。
基本的な内部対策をしておくことが重要
ワードプレスを利用してwebサイトを作成すると、テーマやプラグインを活用して簡単にSEO対策をすることが可能になります。
しかし、コンテンツを定期的に更新することや、コンテンツの内容の見直しを行うことなど、基本的な内部対策をしておくことがSEOにとって重要です。
これからwebサイトを作成しようという方は、ワードプレスを上手に活用することで、初心者であってSEOに強いwebサイトを運用することが可能です。
有料のプラグインやテーマもありますが、無料で利用できる質のたかいテーマなどもあるので、まずは無料でワードプレスを利用してwebサイトを作成してみましょう。